ASUS Eee Pad Transformer 日本版JP SKUで NVFLASH PRIME1.6 Honeycomb 3.1に

日本版 JP SKUに海外版 US WW TW CNなどのASUS公式ROMで上書きしてアップデートをかけることはできません。私自身は言語バージョンはどれでもよくROOT化やその他の「やばい」方法を使わなくても首尾よくAndroid 3.1に上げられればいいと思っていましたが、やはりこらえきれずやってしまいました。

世の中には Gingerbreakというものを使ってROOTを奪取し、その後ROMを入れていくという方法もあるようですが、こちらはちょっと「怖そう」なので遠慮して、見るからに簡単そうに見えたNVFLASHによる方法でチャレンジしました。

手順はこのサイトのもの。

http://tabletroms.com/forums/showthread.php?976-Nvflash-Unbricking-and-forever-root!

詳細は省略しますが、NVFLASHのパッケージとPRIME1.4のイメージファイル(****.imgファイル3つを含んだ物)の2種類を取ってきます。あと img ファイルはNVFLASHと同じディレクトリにちゃんとコピーしておくこと。これをわすれて download.batを実行してTransformerがまっさらになったところで処理が止まって大変なことにんなりかねません。

待つこと数分・・・・

自動的に再起動してなにやら処理が進んで・・・・Androidの初期設定画面にたどり着きます。その後はまっさらのAndroidにWifiのパスワードなどを設定、Googleのアカウントを設定すればしばらくしてアプリなど以前使っていたバックアップが自然と降りてきます。

PRIME 1.4のROMですがこの時点で

  • Androidバージョンは 3.1 
  • ROOT化されています。(adb shell で # が表示されます。)
  • ClockworkMod Recovery v3.1.0.1が導入済み(各所で配布されているROMが導入できます)
  • キーボード配列は英語キーボード
  • FSKARENはもちろん含まれていません。

さて、これからが作業ですが、まず現時点で最新のPRIME 1.6のROMを導入します。

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1052380

Transformerを「リカバリ」で再起動して、リカバリのメニューを駆使してMicroSDに保存しておいたZIPファイルを選択してアップデート。ボリュームの上下でメニューの移動、電源ボタンが「選択」操作になっています。

次にNVFLASHする前に、日本阪の状態の時にADBを通じてコピーしておいたファイルをPUSHします。この作業前に忘れずに system を mountしておきます。2カ所に同じファイルを転送するのは1つはAndroidキーボード用でもう一つはxt9つまりASUSキーボード用です。

  • adb push asusec-ja_JP.kcm /system/usr/keychars/asusec.kcm
  • adb push asusec-ja_JP.kl /system/usr/keylayout/asusec.kl
  • adb push asusec-ja_JP.kl /system/usr/xt9/keylayout/qwerty-ja_JP.kl
  • adb push asusec-ja_JP.kcm /system/usr/xt9/keychars/qwerty-ja_JP.kcm

リカバリモードはこれで終了。

※JP SKUに含まれていたキーマップ関連のファイルをZIPにしました。(おそらく再配布にに関して問題はないと・・・)あくまで参考までにご利用くださいませ。keymapfiles_in_3.0_JP_SKU.zip (6.22 kb)

rebootしてから最後に FSKAREN.apk をインストール

  • adb install .........\FSKAREN.spk

 

さてここまできましたがやはりうまくいかなかったものが・・・日本語について

  • FSKARENはインストールできますが、設定画面で落ちます。入力方法として選択してもやはり落ちます。つまり動作しません。
  • ASUS Keyboardで日本語のキーボードレイアウトを選択することができません。どこかに言語リストがあるのかも・・・

現在の最終型はこのとおりです。

Comments (3) -

はじめまして,しらと申します.

> 次にNVFLASHする前に、日本阪の状態の時にADBを通じてコピーしておいたファイルをPUSHします。この作業前に忘れずに system を > mountしておきます。2カ所に同じファイルを転送するのは1つはAndroidキーボード用でもう一つ���xt9つまりASUSキーボード用です。
>
> adb push asusec-ja_JP.kcm /system/usr/keychars/asusec.kcm
> adb push asusec-ja_JP.kl /system/usr/keylayout/asusec.kl
> adb push asusec-ja_JP.kl /system/usr/xt9/keylayout/qwerty-ja_JP.kl
> adb push asusec-ja_JP.kcm /system/usr/xt9/keychars/qwerty-ja_JP.kcm
> リカバリモードはこれで終了。

こちらの内容についてですが,asusec-ja_JP.kcm,asusec-ja_JP.kl などのファイルはどこにあるのでしょうか.
また,よろしければアップロードしていただきたいです.

お願いします.

この手順の中でpushしている asusec-ja_JP.kcm, asusec-ja_JP.klを頂きたいです.
よろしければお願いします.

kcm kl ファイルをZIPにしました。本文中を参照のこと。なおAndroidのデフォルトキーボードはasusec.*ファイルでカスタマイズできますが xt9 はそもそも中国語入力にも対応したキーボードという位置づけのようですので日本語に対応させることはそもそも無理なんだと思います。

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