Bluetooth aptX vs Chromecast Audio 音質対決

Bluetooth aptXでも音質劣化は避けられない

これまで Google Play Music のHiFiアンプへの再生方法として Bluetooth aptX で再生機器へ飛ばし、光デジタル出力をAVアンプの入力として再生していました。Google Play Musicが一般のDLNA機器へ直接飛ばせないのは、音楽コンテンツの著作権保護があるのだろうなと推察していますが、なにぶん、Bluetoothで飛ばしたところで、MP3 320kbps相当といわれるGoogle Play Musicの音質が損なわれていることで不満を持っていました。

Chromecast Audioなら高音質でGoogle Play Music再生

Chromecast Audio は Androidなどで対応したアプリから直接音声を飛ばせる機器で、通常のDLNAデバイスとしても機能します。24bit 96kHzのいわゆるHDクォリティをサポートしており、MP3 320Kbps 相当といわれる Google Play Music を最大限の音質で再生するための一番よいデバイスということなになります。

Google Play Music なら aptX でもほぼ変わらない音質だった

今回 Google Chromecast Audio を導入したので聞き比べをしてみました。

  • Google Play Music (MP3 320kbps相当)
  • FLAC 16bit 44khz(CD 無圧縮相当)
  • FLAC 24bit 96kHz(HDサウンド)

で比べてみましたが、私の(いいと思っている)耳で判別できる限りではGoogle Play Musicの音質はChromecastでもBluetooth aptXで聞いてもほぼ同じレベル。Chromecastはおそらく中でMP3をそのままデコードしているだけですから、一方で、いったんデコードされた音声を aptXで再圧縮して送ったにもかかわらず、それなりの音質を保っていることからいかに aptX が優秀かがわかります。

差が出たのは、FLAC 16bit 44.1kHz(いわゆるCDの無圧縮音質)から上の領域でした。私の(いいと思っている)耳でも明らかにその差がわかります。(24bit 96kHzの領域は音源が少ないのと、今回使ったスピーカーの限界でよくわかりません。)



Google Play Music
(MP3 320kHz)
FLAC 16bit 44.1kHz
FLAC 24bit 96kHz

Bluetoothレシーバー(aptX)




Chromecast Audio









今回使った機器は次のとおり

Chromecast Audio

https://www.google.co.jp/intl/ja_jp/chromecast/speakers/

Hanwha apt-X/AAC対応 Bluetoothレシーバー HS-BMR002

http://www.amazon.co.jp/dp/B00I04Z314/ref=cm_sw_r_tw_dp_KHruxb0F6SAB2

ONKYO GX-D90

http://www.jp.onkyo.com/pcaudio/poweredspeaker/gxd90/


Add comment